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それでも、前に進むために

あっという間に1年の半分が過ぎてしまった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

新型コロナウイルスの第二波襲来かという最中、今日は東京都知事選の投票日となります。
都民でない私には直接は関係のない話ではありますが、個々の政策を眺めてみると
いわゆる泡沫候補と呼ばれる方の中にも、真剣に東京都の将来を考えているなと感じられるものがあり、
それらの方々が果たしてどれだけの票を獲得できるかが、目下の関心どころであります。

これから貴方が投じる一票は、あるいは死に票になってしまうかもしれません。
完全に貴方の考えと一致し、納得の行く政策を訴える候補がいなかったかもしれません。
それでも、貴方の意思を投票という目に見える形で示すということ。
そして、一人一人が今後4年間の東京都のことを真剣に考えるということは、とても大切なことだと思います。
そのためにも、私の立場で言えることではないかもしれませんが、「東京都の皆様、まずは投票に行きましょう」 




さて、突然ではありますが、4月に入職した職場の方を、6月末をもって退職することとなりました。

最終的な理由は、ここ1カ月の間に田舎の祖父母が相次いで大きく体調を崩してしまったためです。
祖父は緊急手術から現在も退院できておらず、祖母も高齢とあって根本的な治療は難しいとのこと。
今後次第では施設への入所も視野に入れざるを得ない中、このまま田舎で2人暮らしをさせておくことなどできる状況ではなく、
先のことは分からないにしろ、当面の間は付き添いや介助のために誰かが行かざるを得ない、となった時に、
他の家族の状況を鑑みて、私が手を挙げた……というのが、大まかな流れとなります。

特にここ数年は、年齢的にいつ何時何があってもおかしくはない、という思いは持っていた半面、
祖父母共に病気や苦労を抱えながら、それでも今まで2人暮らしを続けてもらっていたことに甘えていたのは否めません。
そう考えれば、たとえ職場に多大な迷惑を掛けることとなったとしても、このまま見過ごすという選択はできませんでした。


しかし同時に、今回の出来事は「最後の一押し」となったに過ぎず、
遅かれ早かれ、心身共に限界が来るのは時間の問題だったとも思います。

将来目指すべき場所とはいえ、未経験の業種に飛び込むことへの不安を背にする中で、
待っていたのは、想像していたよりはるかに厳しく、そして広範に渡る業務の数々。
能力も適性も、そして福祉職として本来持つべき視点も足りていないという現実を毎日のように突きつけられ、
常に背伸びをし続けても、私なりの努力を続けてもなお届かない理想像に苛まれ続け。
人員の都合で「私ができないことを誰かにカバーして頂くことも難しい」環境もあって、
祖父母の話が出た時点で、当初の前向きな意欲はもうすっかり打ちのめされていました。

働く中で成長を実感できたり、「できる分野を活かせる」ことが少しでもできていれば、
辞めない理由の方を探して、まだ踏みとどまるという選択もあったかもしれませんが、
度重なる失敗と叱責で追い詰められていた私に、それだけの気力はもう残っておらず、
これ以上、職場と利用者の方に迷惑を掛け続けることに耐えきれなかったこともまた、退職の理由になったことは否めません。

理由立てはついたとはいえ、上司を始めとする諸先輩方も、利用者の方も振り回す形での退職となったこと。
にもかかわらず、多くの利用者の方からねぎらいや感謝の言葉を掛けて頂けたこと。
やってみたかったことの大半ができずじまいに終わってしまったこと。
そして、それを招いてしまった私自身の至らなさ。
今となっては多くの悔いが残ります。

それでも、3ヶ月とはいえ実際の福祉の現場に身を置いたことで、多くの経験を得られたこともまた事実です。
思い描いていた理想と、それがままならない現実。施設側の想いと利用者の方との想いの違い。
利用者のためになにかできないかと思い悩んだこと。やるべきことができなくて傷つけてしまったこと。
できないと思っていたことができたという喜び。それでも無理なものは無理と知った重み。
その中でたどたどしくも積み重ねてきた、利用者の方と過ごした日常と、多くのコミュニケーション。
一日一日がとても、濃密な期間でもあったと思います。

ともかく、目標に向けた歩みはいったんここで止まることとなりました。
今の最優先は、祖父母が抱える課題に孫として寄り添っていくこと。
それが一段落着いて再び歩み出す時、今回得た経験をどれだけ活かすことができるか。
今回の苦い思い出が苦いままで終わるのか、それとも真の意味での糧となるかの答えもまた、その時に出るのでしょう。
至らなかったことや足りなかったことを真摯に受け止め、反省し、そして同じことを繰り返さないためにはどうすべきかを考え、実行する。
次への準備としてしなければならないことは、まだまだたくさんあります。

それでも、まずは今のこの時に悔いを残さないために。
今やるべきことに、向き合っていきたいと思います。

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Date: 2020.07.05 Category: 「狭間の世界」  Comments (0) Trackbacks (0)

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猟虎

Author:猟虎
17歳の時に発達障害を告知されました。
「狭間の世界」の様々な出来事を綴りつつ、どうすれば少しでも生きやすくなるか。どうすれば社会と折り合っていけるのか、ということを考えてみています。

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発達障害に関する執筆・講演・出前授業等
何らかの形で支援の力になれればと考えています。
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